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番組審議会だより

第517回テレビ大分番組審議会

2018年10月31日更新

開催日  平成30年10月9日(火)

場 所  テレビ大分本社 4F 会議室

議 題  1、9月と上期の「視聴率調査結果」と9月の「視聴者対応」報告

     2、10月期の「番組改編」について概要説明

     3、平成30年4月~9月の「番組種別放送時間」結果

       及び10月期「基本番組種別」についての報告

     4、番組の視聴・合評

       「ドキュメント九州 つなげるか未来へ ~豪雨1年 ローカル線の光と影~」
       (報道部)

       7月29日放送分

       5、次回開催  平成30年11月13日(火)

 

≪視聴・合評の概要≫

☆非常に社会性のあるネタを取り上げており、素晴らしい番組だった。JRが不通となったことにより、観光客が減少したという点についてはもう少し客観的な根拠を示してほしかった。

 

☆JRと地域の人々、そして地方自治体が抱える問題について丁寧に描いていた。全国のローカル線が岐路に立っているといわれている中、日本全体が抱える問題について良い問題提起が出来ていた。

 

☆30分という短い時間の中で「ローカル線の光と影」というテーマどおりに対比が表現されており、ストーリーの展開もよかった。輸送密度という第三者の指標を用いて久大本線と日田彦山線を比較しており、とても分かりやすかった。

 

☆災害からの復興とローカル線が抱える問題が短い時間の中でバランスよく構成されていた。その背景には、日本が抱える問題である、過疎化や高齢化といった問題も現れておりよかった。

 

☆豪雨災害の記憶が薄れていく中で、被災地の深刻さがよく伝わってきた。素晴らしい問題提起がされている番組ではあったが、その解決策についての方向性を示してほしかった。

 

☆災害時の様子なのか、現在の様子なのかという時系列がよく分からない映像があったので、いつ撮影されたものなのかという情報があるとよかった。

 

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テレビ大分番組審議会事務局097-532-9111