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みどり森・守キャンペーン
平成24年度「トスキーの森」で森林ボランティア
2013年03月28日更新
大分トリニータが強豪・浦和レッズをホームに迎え、熱戦を展開した3月16日。私たちテレビ大分の社員は佐伯市青山のトスキーの森で汗を流し、森林環境保護活動に勤しんでおりました。
佐伯広域森林組合主催の森林ボランティア活動に参加されました皆様と、大分県の自然環境を少しでも良くするため、ささやかながらも継続的な取り組みを行っています。今回も佐伯広域森林組合のご協力のもと、有意義な森林環境保全のため尽力いたしました。
今年度、我々が行ったトスキーの森での森林ボランティアの様子をご報告いたします。
【実施日時】平成25年3月16日、午前9時30分より。
【参加人数】約150人。
【活動場所】大分県佐伯市青山(トスキーの森)、佐伯市直川大字横川字庵ノ木の民有林。
【主 催】佐伯広域森林組合
【活動内容】スギ、サクラの植樹活動を行いました。
平成21年3月よりテレビ大分が大分県の企業参画の森林づくり事業に参加し、佐伯市青山地区で大分県の自然環境保護に取り組む拠点が「トスキーの森」です。
開墾当初はサクラ、イチョウ、モミジなど2,300株を植樹しました。そこから、ヤマザクラ、カエデなど多彩な植樹に継続的な取り組みを行い、遂に昨年度の活動では森林育成活動の初期段階を乗り越え、大量の植樹から徐々に育ちつつある森林の保護へと活動の主軸を移行する段階を迎えました。
3月16日、佐伯広域森林組合主催の大規模な森林ボランティア活動が佐伯市直川にて実施され、次世代の林業を支えるべく佐伯市直川の民有林に1,200株ものスギを植樹しました。そのスケジュールに合わせ、我々もトスキーの森で森林保全活動を行いました。
今年のサクラは例年に比べてものすごい早さで開花しましたよね。昭和28年の観測開始以来、最速で満開の時を迎えたサクラを目にして、お花見の準備に追われ大変だった方も多かったのではないでしょうか。 さすがに、3月中旬のトスキーの森ではサクラの開花を確認することは出来ませんでした。でも、以前に植え付けた樹々は逞しく成長しています。サクラの樹も高さを積み重ね、幹を太くしておりました。たくさんの蕾が開花の時を今か今かと待っている姿を確認し、やがてトスキーの森が満開のサクラの花で春を告げるようになる日が近い将来に迫っていることを確信しています。
ただ苗木を植え、後は自然に任せるだけで森林は育ちません。いざ取り組みを始めてみると、意外にも野生動物による獣害が大きな妨げになります。今回の植樹活動では苗木の周囲を防護ネットで囲うことを怠らず、獣害に対して万全の備えで新たにサクラ20株の植樹を行いました。
トスキーの森は年を追うごとに一歩ずつ着実な成長を遂げています。森林の育成には半世紀の時を費やすとも言われますが、いつの日か地域の皆様に愛される憩いの場となりますよう、これからも弛み無い努力を続けて行きます。
※TOSテレビ大分「トスキーの森」での森林ボランティア活動について
平成14年から開始されました、大分県の「企業参画の森」事業。テレビ大分では事業開始初年度より積極的に携わってきました。トスキー・パスミーを始め私たちは大分県内で森林面積の確保に継続的な取り組みを行い、自然環境の保護に具体的に関わっているのです。かつて取り組んだ「TOSの森」に続き、「トスキーの森」は2箇所目となる森林を育む場として大切に見守っています。
平成23年11月、こうした長期的な取り組みが認められました。大分県が主催する「第11回豊かな国の森づくり大会」に於いて、その年より設置された「企業参画の森林づくり」部門で表彰を受ける第一号企業の1社に、テレビ大分も選ばれました。
純粋な環境保全の志しから取り組み始めた森林育成事業ですが、こうした評価を受けたことは大きな糧となっています。テレビ大分では今後も森林育成を通じて、大分県の自然環境の保護に努めてまいります。