ゆ～わくワイド

10月は「きのこたっぷり秋レシピ！」

日本料理一筋40年！
先生　山下　寿一さん

メニュー
「和風きのこキッシュあんかけ」
　
※キッシュとはパイ生地やタルト生地の中に、卵と生クリーム、具材を入れて焼くフランスの郷土料理のこと。

★材料・分量(２人分)
◉卵 ５個◉生クリーム 50cc◉マヨネーズ 大さじ1◉シメジ 70g◉椎茸 2枚◉カボチャ 60g◉ベーコン 2枚◉塩・コショウ 少々◉乾燥湯葉 3枚◉バター 25g◉ピザ用チーズ 50g◉青ネギ 少々

(きのこ餡掛け)＊調味料は割合いです（今回はおたまで計りました）
◉エノキ 100g◉ニンジン 20g◉かつおだし汁 8杯◉濃口しょう油 1杯◉みりん 1杯◉さとう 1/2杯弱◉だし溶き片栗粉

◆作り方
①フライパンにバターを溶かしてカボチャ・シメジ・椎茸・ベーコンの順に入れ、塩・こしょうをして軽く炒める。
※カボチャ・椎茸はスライス。シメジはほぐして、ベーコンは2cm幅にくらいに切る。
②ボウルに、卵・生クリーム・マヨネーズを入れてよく混ぜ、①を入れて合わせる。
③乾燥湯葉を水で戻し、水気を切っておく。
④耐熱容器にクッキングシートを敷き、底に湯葉を置く。
⑤②を入れ、ピザ用チーズをのせて少し箸で全体をなじませ、トントンと軽く叩いて空気を抜き、180℃に予熱したオーブンに入れて20～30分程度、卵生地がかたまるまで焼く。
⑥鍋におたまで、かつおだし汁8杯、濃口しょう油１杯、みりん１杯、砂糖1/2杯弱を入れ、よく混ぜる。
※火をつける前に、だし溶き片栗粉用に少し取り、だし溶き片栗粉を作っておく。
⑦沸いたら下茹でしたエノキ・ニンジンを入れ、ひと煮立ちしたら火を止め、最後にだし溶き片栗粉でとろみをつける。
⑧完成したキッシュを切ってその上に餡をかけ、千鳥に見えるように切った青ネギ(千鳥ネギ)をのせたら完成！

◆ポイント
①キッシュの底生地です。
パイ生地やタルト生地の代わりに「湯葉」を使って作ります。水気を切って底に敷き込みます♪

②きのこ餡です。割合いだしで作ります。
エノキとニンジンで彩りを出してダシ溶き片栗粉でとろみをつけます。黄色いキッシュに映えるようにしています♪

10月は「きのこたっぷり秋レシピ！」
今週は大分県LPガス協会のお料理コンテストで最優秀賞に輝いたチームに登場していただきました。

＜大分県LPガス協会のお料理コンテスト＞
地区対抗29組の予選を勝ち抜いた6組が出場。
テーマは「Siセンサーコンロの機能をフルに使った「今日のメインはな～に？」」
45分以内に味よし！見栄よし！低コストで作り上げます。

豊後大野地区　柳生 典子さん

メニュー「ラタトゥイユ風チャッちゃっチャッ」

★材料・分量
(トマトご飯)
◉米 2合◉水 炊飯器の目盛通り◉トマト 1個◉ツナ 140g

(鶏肉のソテー)
◉鶏もも肉 200g◉塩・コショウ 少々

(ラタトゥイユ風)
◉ナス 1本◉カボチャ 1/4個◉里芋 3個◉タマネギ 1/2個◉パプリカ(赤・黄) 各1/2個◉シメジ 50ｇ◉トマト 2個◉ニンニク 2片◉オリーブオイル 大さじ1と1/2◉塩・コショウ・コンソメ 各少々◉ピザ用チーズ 適量◉飾り用野菜(オクラ・ミニトマト・アスパラガス) 各適量

◆作り方
(トマトご飯)
①米を洗い、水を目盛り通りの所に入れ、ツナを油を切らずそのまま入れる。
②トマトのヘタを取り、丸ごと中に入れ、フタをして炊飯器で炊く。
③トマトご飯が炊けたらよく混ぜる。

(ラタトゥイユ風)
①鍋にオリーブオイルをしき、スライスしたニンニクを入れて焦げ付かないように中火で炒める。
②トマト以外の野菜を好きな大きさに切って一気に入れ、最後にトマトを入れて少し炒めてフタをし、具材に火が通るまで弱火で煮込む。

(鶏肉のソテー)
①鶏肉に塩・コショウをしてもむ。
②グリル容器または耐熱容器を準備し、容器の半分に鶏肉を並べる。
③焦げ目がきれいにつくように、鶏の皮を上に置いてグリルで焼く。

(ラタトゥイユ風チャッちゃっチャッ)
①鶏肉を焼いたグリル容器の空いたところにトマトご飯を入れる。
②ラタトゥイユを鶏肉のソテーとトマトご飯にかけ、上からチーズをまんべんなくかける。
③飾りの野菜を置き、グリルで焼いたら(10分程)完成！

◆ポイント
①チャッチャッチャっとトマトご飯、鶏肉のソテー、ラタトゥイユ風を同時に作る所です。コンロの便利な機能を使えば、ながら料理ができます♪

②ラタトゥイユ風は季節によっていろんな味を楽しめる所です。夏場はトマト満載で、秋はキノコやカボチャなどで楽しめます♪